パソコンが苦手な施工部の倉島です。
今回は先日施工したALC外壁お話しをます。
ALCとは(軽量気泡コンクリート)というコンクリートの種類です。
このような外壁見たことありますね⁉ ↓↓↓
特徴としては内部に穴が空いていて、水に浸すと浮く程軽量で
気泡に含まれた空気により熱伝導を抑え断熱効果があり、耐久性も高い事から
住宅からビルにいたるまで幅広く使われています。
また、防火性にも優れているという点もあげられます❕
しかし…
そんなALCにも弱点があります。
それは………
①吸水性が高い ②価格が高い
この二点になります。
高耐久な外壁材ゆえ高価なのは長期的に大切な建物を守るためには
仕方ないにしろ、吸水性が高いのは問題があります。
当然ながらALCむき出しではせっかくの高価な外壁材も台無しになってしまいます。
そこで新築時に外壁塗装をおこない防水被膜を作ることにより
水の侵入を防ぎ耐久性を維持します。
ですが、新築時の塗装防水被膜も一生ではありません。
一般的には10~15年程度で被膜防水効果が無くなってしまい
少しづつ外壁が水を吸収し始めてしまいます。
水が浸入するとこのような事が起こります‼
ALCの内部気泡に水が浸入
↓
侵入した水が冬の寒さで凍結
↓
凍結した水の膨張によりひび割れが発生
↓
ひび割れから侵入した水により躯体が傷み
↓
建物全体の耐久性を低下させてしまうとう結果になります。
写真はALCの劣化例です。
ALC外壁は性質上、定期的な塗装によるメンテナンスが必要不可欠になります。
放っておくと、それはそれは高額な修繕が必要となります( ;∀;)
皆様も是非大切なお家の外壁を一度見まわしてください‼
直近で施工させて頂いた例がありますので後ほど施工事例でも紹介します。
施工部の倉島でした(^^♪