施工部の五十嵐です。
前回の倉島のブログに引き続き、今回も塗装工事の基本からの話題です。
『塗装工事の中で重要な項目は?』
塗装屋さんの数だけ色々な意見があるかと思いますが、個人的には『下地処理』にあると思います!
下地処理…簡単に言えば工事開始の段階から下塗りを入れれる状態にまでもっていく作業になります。
これが適切に行われていないと、どんな良い塗料を塗っても剥離などの不良が起きてしまいます。
例えば・・・
この状態の折板屋根を何の処理もせずに塗ってしまったら??
おそらく1年以内にまた錆びが浮き出てしまうでしょう。
こんな錆びた鉄部にはケレン作業といった錆びを削り落とす下地処理を行います。
↑これが
こう!!!
全体的に黒っぽくザラザラとした錆びが無くなったのが見えるでしょうか?
そしてこの後、高圧洗浄や錆転換材の塗布などの処理をしっかり行い、はじめて塗料の性能を発揮できる状態となります。
またこの下地処理は屋根・外壁の材質や劣化具合から建物のある土地の気候風土などで多岐にわたり、適切な処理の見極めが肝心です。
大切な建物の工事を考えてるんだけど劣化が不安・・・という方はぜひお気軽に株式会社本間工業(いえまる)へご相談ください!